カードローンにもたくさんの種類がありますが、まず大きく銀行が発行する銀行カードローンと銀行以外の貸金業者が発行するカードローンとに大別することが出来ます。
審査面で人気の銀行カードローン2選
順位 | サービス | サービス名 | 実質年率 | 借入限度額 | 審査時間 | 即日融資 | 月々の返済 | 保証人の有無 | 在籍確認 | 公式HP |
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オリックス銀行.カードローン (公式ページへ⇒) |
年1.7%~17.8% ※1 | 最高800万円 | 最短数日 | 不可 | 7000円~ | 不要 | 電話 | ⇒公式HPへ |
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住信SBIネット銀行 Mr.カードローン (公式ページへ⇒) |
年0.99% 〜7.99% ※1 | 10万円~1200万円 | 最短数日 | 可能 | 2000円~ | 不要 | 電話 | ⇒公式HPへ |
※1:(最低金利の年0.99%は、所定の条件を満たした場合)
※3:借入残高が30万円以下:7,000円
貸金業者!といえば消費者金融のことね、と頭をよぎる方も多いと思います。
確かに消費者金融は貸金業者ですし様々な消費者金融がカードローンを提供していますので銀行カードローン対消費者金融のカードローンという構図を思い浮かべる方も多いと思いますが、クレジットカード会社も貸金業者です。
ですから、クレジットカード会社が発行している信販系カードローンも貸金業者が発行するカードローンに含まれます!
審査スピードがはやい人気のカードローンランキング
また、一言に銀行カードローンといっても、都市銀行や地方銀行などが発行する銀行カードローンだけでなく、リアル店舗を持たないネット専業銀行が発行するネット銀行カードローンもあれば、イオン銀行やセブン銀行が発行している流通銀行系のカードローンなどもあります。
ですから、銀行カードローンとそれ以外のカードローンとそれぞれ一括りにしてしまうことは出来ませんが、まずはカードローンにもいろいろな種類があるということを知ったうえで、系列ごとの特徴を掴み、さらにその中で、自分にとって最適なカードローンはどれなのか?を絞り込むことが失敗しないカードローン選びのために大切なことだと思います。
と、いってもカードローンを作り利用するためには、審査という壁がありその壁をクリアしなければなりません。
このサイトでは、「銀行系カードローン」の審査に関する情報を中心に、信販系カードローンや消費者金融系カードローンとの違いについても解説していきますので、カードローン選びに悩んでいる方は参考にしてみてくださいね。
銀行カードローン審査のハードルは高い?
カードローンの審査通過の難易度は、消費者金融系<信販系<銀行系と言われているように、一般的に銀行カードローンの審査のハードルは高めの傾向にあります。
ですが、どの金融機関も審査基準や審査内容は非公開となっているため、明確な基準はわかりません。
審査が通りやすいかは口コミも重要
では、何をもって審査のハードルが最も高いのは銀行カードローンと言われているのか?ということになりますが、それはやはり銀行系と信販系、もしくは消費者金融系カードローンに申し込んだ経験のある方の口コミ並びに体験談ではないでしょか?
- 同条件で銀行カードローンと信販系カードローンに申し込んだら銀行カードローンの方は限度額10万円しかもらえなったけど信販系では50万円の枠がもらえた
- 銀行カードローンはどこも「仮審査でお力になれません」と言われたけれどダメもとで消費者金融に申し込んだら希望額借りることが出来た
こんな口コミを見かけたことありませんか?
あとは、審査通過率もある程度の目安にはなるかもしれませんが、そもそも銀行系に申し込む方と消費者金融系に申し込みをしようとする方の属性が異なることもありますので、通過率に関してはあくまで参考程度というか、参照するのであれば銀行系カードローンであればどこが通りやすいか?信販系ならどこ・・・?といった風に見た方が良いかもしれません。
審査基準が事前にわかる?
前述の通り審査基準は銀行に限らず何処もシークレットですし、ローン審査においてほとんどの金融機関が導入しているという属性を点数化するスコアリングシステムに加え、それぞれ独自の審査方法を用いて審査しているためどこに重きを置いて審査しているのかはわかりません。
上記の通り銀行にはお断りされたけれど消費者金融ではラクラククリアできたという方が多い一方で、少数派ながら消費者金融では否決されたけれど銀行カードローンの審査は通った、という方がいるのもまた事実なのです。
つまり、相対的に言うと銀行カードローンの審査のハードルが高い傾向にあることは否めないものの、申込者の状況や審査内容によって一概にそうと言い切れないこともある、極論を言えば審査を受けてみなければ分からないのが「カードローンの審査」ということになってしまいます。
審査を受けるポイントは?
では、「審査が通る可能性が高いカードローン」という観点で選ぶ場合、どこにスポットを当て検討するのが良いのでしょうか?
どのカードローンも、本人に安定した収入があることを絶対条件としていますが、中には、「ただし、専業主婦の場合は配偶者に安定した収入がある方」といった条件付きで本人に収入のない専業主婦でも申し込みできるカードローンもありますよね。そういった部分を良く見てみると何か見えてくるのでは?
銀行カードローンの申し込み条件
有名どころの銀行カードローンの申し込み条件(申し込み可能対象者)・契約条件をピックアップしてみました。
年齢が満20歳以上65歳未満の国内に居住する個人のお客さまで、原則安定した収入があり、保証会社(アコム(株))の保証を受けられるお客さまがお申し込みいただけます。
※学生の方・ご本人に収入がなく配偶者に収入のある方もお申し込みいただけます。
※外国人のお客さまは永住許可を受けている方が対象となります。
年齢が満20歳以上70歳以下の国内に居住する個人のお客さまで、保証会社(新生フィナンシャル(株))の保証を受けられるお客さま。
原則安定した収入があるお客様(パート・アルバイトで収入のある方もお申込みいただけます)。
※外国人のお客さまは永住許可を受けている方が対象となります。
- 専業主婦(専業主夫)でも配偶者に安定した収入があれば申し込み可能
- 収入が年金のみの方も申し込み可能
- 満20歳以上でパートやアルバイトをしている学生も申し込み可能
- 自営業者も申し込み可能(固定電話があることが必須条件)
どうです?銀行カードローンの申し込み条件(申し込み可能対象者)・契約条件を書き出してみただけでもそれぞれ条件が違うことが分かりますよね。
この各カードローンの条件を見て審査基準・難易度、自分でもクリアできるか?をひとつの目安にできると思いませんか?
専業主婦や学生でも利用できる
例えば、三菱東京UFJ銀行カードローン(バンクイック)や、業界で唯一「選べる2つの無利息ローン」がある新生銀行カードローンレイクは、専業主婦や学生でも利用することが可能です。
ということは、公務員や正社員ではなく、アルバイトやパート、派遣などでも自身に安定収入のある方であれば審査に通る確率も高いのではないでしょうか? 特に新生銀行カードローンレイクは、専業主婦や学生だけでなく年収自体は高くてもカードローンを作るのは難しいと言われている自営業者や年金しか収入のない年金受給者の申し込みも可能となっており、数あるカードローンの中でも非常に間口の広いカードローンと言えます。
このことから、職業や雇用形態に関わらず、申し込み可能な年齢の範囲内で安定した収入があれば申し込みできるだけでなく、属性に応じた審査を行ってくれているのでは?と推測することが出来るのではないでしょうか?
審査基準と保証会社
保証会社が2社だと2社の審査基準をクリアしなければならないってこと?銀行カードローンの中でも超ハードル高いの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は逆です。
否決された場合は新生フィナンシャル株式会社の保証審査を受け、クリアできれば融資してもらうことが出来るのです。年収200万円以上、という年収制限がこれまで壁となっていた方にとっては独自のスコアリングモデルを用い、レイクをはじめ提携先の個人向け無担保ローン(カードローンなど)の保証与信を行っている新生フィナンシャル株式会社の審査も受けられるようになったことで借り入れのチャンスが広がったといえそうです。
融資を受けるための審査とは
銀行カードローンに限らず、融資を受けるための審査においては、
- 信用情報に傷がついていないか?
- 他社借り入れ件数&借入額が多くないか?
といったことも重要な要素となっていますが、このように、銀行カードローンの申し込み条件や契約条件を確認することで、自分にも審査通過の可能性があるか目安をつけることが出来るのではないでしょうか?
ちなみに、消費者金融の審査は銀行と比べて甘い、信販会社の審査は銀行よりは緩やか、などと言われたりもしますが、限度額が高く金利が低ければ低いほど審査のハードルが上がるのは想像に難くない話です。
審査基準や内容、どこに重きを置いて審査しているかによって承認される方、非承認となってしまう方がいるだけで、甘いとか緩いということではない、という認識をもってローン審査を受けることをおススメいたします。
銀行カードローン審査のスピードについて
今や、消費者金融は即日融資が当たり前!といった感があり、それに比べ銀行カードローンや信販系カードローンの審査には時間がかかる、と言われています。
確かに、相対的に言うと消費者金融は圧倒的に審査が早いといえますが、銀行カードローンにも三菱東京UFJ銀行カードローン(バンクイック)や新生銀行カードローンレイクなど審査時間は最短30分!というカードローンも増えてきています。
また、審査が遅いというイメージを持たれがちな銀行カードローンの中に実は、業界で最速の審査時間!最短10分で審査完了のセブン銀行カードローンもあります。信販系カードローンについては、最短即日となっているカードローンが多いようです。
ですから、審査スピードに関しては、系列ごとで一概にどこが速い!と言えるものではなく提供する金融機関によって違う、と捉える方が良いでしょう。

周囲バレの可能性は?
カードローンを利用したいと考えているが「審査に通るか心配」という方は非常に多いようですが、実は審査に関する悩みと肩を並べるように申し込み&利用していること(利用すること)が周囲にバレないか心配!という方も多いようです。
そこで、ここでは周囲バレの可能性についてまとめてご紹介したいと思います。
まずは、電話による在籍確認ですね。
最近は電話による在籍確認なしで審査を進めてくれる消費者金融なども少しずつ登場してきていますが、それは極一部の金融機関で導入している審査方法です。
カードローン審査において電話による在籍確認があるというところはまだまだ多く、特に銀行カードローンの審査においてはほぼ必須状態です。そのため、カードローンの申し込みを躊躇している、という方もおられるようですが、電話で在籍確認をとる際、どの金融機関も申し込み者以外に要件を伝えることはありません。
また、多くの金融機関は、銀行名や会社名ではなく個人名で電話をかけてくるので本人さえローン会社から電話が来たら申し込みしたことがバレるんじゃないか?とオドオドしたりビクビクするなど挙動不審な態度をとらなければバレることはないと思います。
次に・・・周囲バレの危険性がもっともあるとしたらそれはカードを郵送で受け取る場合かもしれませんね。
自動契約機や店頭窓口でカードを受け取ることが出来ないカードローンや、生活圏内に店舗がないため受け取りにいけない場合はどうしても郵送での受け取りとなってしまうわけですが、転送不要の簡易書留での送付、というところが多いため家族が受け取ってしまう可能性も無きにしも非ずです。
そうなると、もしかしてカードローンを作ったの?と疑いの目を向けられてしまうのでは?と心配されるのも分かりますが、「ローンカード在中」など中身が分かるような印字がされた封筒を使っている金融機関など聞いたこともありませんし、銀行のカードローンであれば大きく銀行名が書かれた封筒で送ってきます。それに、例えばアコムであれば、アコム名ではなくACサービスセンター名が印字された封筒で送ってくれるように、消費者金融名ではなくサービスセンター名の方を使って送ってくれるなど一目でカードローンとわからないように配慮している金融機関が多いので、家族の方が受け取ったとしても開封されない限りはバレる可能性は低いはず。
問題なのは「何作ったの?」と聞かれたときに「キャッシュカードを作った」「クレジットカードを作った」など毅然として答えることではないかと思います。
ただ、そうはいってもやはり家族に受け取られるのは困る!家族にバレると大変なことになる・・・という方であれば新生銀行カードローンレイクのように本人限定郵便で送ってくれる銀行のカードローンや配達時間を指定出来、さらに本人様限定配達で送ってくれる「配達時間えらべーる」というサービスを行っているアイフルのような金融機関のカードローンの中からニーズに合ったカードローンを選ぶと良いでしょう。
審査スピード&柔軟性から選んだおススメの銀行カードローン
審査スピード、それから申し込み条件&利用可能対象者!という観点から銀行カードローンをおススメするとしたらこちらの2つです!
銀行カードローンは、限度額が高く低金利だけれど審査時間や実際に融資を受けられるまでには時間がかかる。
信販系のスペックは銀行よりのモノもあれば消費者金融並みのものもあるし、審査スピードもマチマチ。消費者金融系は、なんといっても即日融資可能な点が魅力的だけど金利は高いし総量規制の問題もあってそう多くは融資してもらうことが出来ない・・・。
などいろいろと言われていますが、何系というよりは、やはり各カードローンごとに長所もあれば短所もあるものです。
カードローンを選ぶ際は、良いところばかりにスポットを当てて考えるのではなく、出来れば利用開始後に受けられる会員向けサービスや自分にあった返済方法が用意されているか?返済時に手数料はかかるのか?といったことも視野に入れ検討した方が良いでしょう。

金利や審査スピードだけでなく利便性なども判断材料にいれ、ニーズに合った最適なカードローンを選んでいただきたいと思います。